古都であり美食の街として知られる台南。
あなたは、台南の名物と言えば何が思い浮かびますか?
牛肉湯?
豆花?
蝦仁飯?
その他に、台南で80年愛される「棺材板(以下棺桶パン)」をご存じでしょうか?
日本からの観光客にはあまり知られていませんが、台湾の人に聞けば知らない人はいない超ポピュラーなB級グルメなんです!
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你好!
幸福台湾特別駐在員の古醬です!
今回は、台南で有名な「棺桶パン」の起源や由来、実際棺桶パンを生み出したお店を紹介します!
台南好きの皆さん、どうぞ最後までお付き合いください。
棺桶パンとは?
「棺桶パン」
・・・と文字だけ見ると、どんな食べ物か全くわからないですよね?
棺桶パンとは、こんがり油で揚げたトーストの真ん中をくりぬき、中に鶏肉や海鮮、野菜などのシチューが入ったB級グルメ。
棺桶パンといえば台南!というほど、台南で有名なんですよ。
棺材パンの起源は?
今から約80年前の1942年につくられた大衆食堂の「赤嵌棺材板」にて、生まれまれました。
当時のオーナーが友人に頼まれて作った、洋式のパンと中華式の鶏レバーをかけあわあせた斬新なメニューが話題をよび、台南のB級グルメとして定着したと言われています。
棺材パンの名前の由来は?
開発当時は鶏レバーが使われていたことや、四角いパンの形が棺桶に似ていたことから「棺桶パン」として名前が知れ渡りました。
棺桶パン発祥の店「赤嵌棺材板」は、約80年つづくレストラン。
棺桶パンが、長く台湾の人々から愛されているかわかりますね。
棺桶パンを台南に食べに行ってみた!
棺桶パンがどんな食べ物がわかったところで「本当に棺桶パンはおいしいのか?」を調査するために、台南へ行ってきました~!
台南へは、台北から新幹線でおよそ2時間。
頑張れば日帰りできる距離です。
棺桶パン発祥のレストラン「赤嵌棺材板」は、台南でお店がたくさん集まる海安路の近くにあります。
お店は路地の中にあるので、近くまで来たらGoogleMap必須です!
さすが80年続くお店。歴史を感じる佇まいです。
ザ・ローカルな雰囲気ですが掃除が行き届いており、とても清潔です。
看板メニューの棺桶パン以外に麺やご飯もの、スープまで豊富にそろいます。
今回訪れたのは、週末の4時ごろ。
わたしたちが来店したときはお客さんもまばらでしたが、食べているうちにお客さんも増えてきました。
注文して待つこと5分ほど。
お待ちかねの台南名物の棺桶パンがやってきました!
しっかり揚げられたパンはアツアツでザクザク。
蓋をあけるとたっぷりのシチュー!
見た目は派手ではありませんが、ザクザクのパンとあっさりめのシチューがめちゃくちゃあう!
黒コショウがきいているので、食べ終わるまで飽きも来ません。
1つを2人で分け合う予定だったのに、気づいたらわたしひとりで食べつくしていました笑
冒頭棺桶パンに鶏レバーを使っていると説明しましたが、現在は普通の鶏肉やイカ、ミックスベジタブルなどが使われているそうです。
結果、とてもおいしく棺桶パンをいただきました。
また台南に行ったら食べたいと思うくらい、おいしかったです。
皆さんも台南に行く機会があれば、ぜひ行ってみてくださいね!
朝食専門店wanna mannaで、棺桶パンが食べられる!
大阪南森町と東京飯田橋に店舗を構える、朝食専門店wanna manna(ワナマナ)では、期間限定で「棺桶パン」がミニサイズになって登場!
台南名物をぜひ、日本で味わってみてくださいね!
※在庫により、予告なく販売を終了することがございます。